【仮想通貨】ICO投資に対する日本の規制 COMSAの将来




平成30年4月10日に金融庁の「仮想通貨交換業等に関する研究会」第1回が開催されました。配布資料が公開されていてなかなか興味深いデータも示されているので感想等をまとめてみます。

個人的には高値掴みしているコムサに関連する日本のICO規制の動向が気になっており、その辺りを中心に意見したいと思います。

ICO投資に対する金融庁の考え方

仮想通貨交換業等に関する研究会の第1回の配布資料が公開されています。

この配布資料の中で、みずほ証券の小川氏が提出したICO関連資料をピックアップしたいと思います。

配布資料のスライド中の1枚「ICOの利点と問題点」です。

僕自身、勢いと雰囲気に飲まれコムサに投資してみたものの現在の日本における悲惨なICO市場を考慮すると、ICOの仕組み自体必要なのだろうかという疑念は常に持っていました。

このスライドは規制をかける側の考え方が上手くまとまっていると感じました。

ICOの利点と問題点
・現在のICOは、購入者に不利で発行体に有利な仕組みと考えられる
・有利な立場の発行体も、会計処理や税制が定まらなければ、トークンの販売により得た資金を実際に利用する見通しが立たない

本来ICO投資というのはリスクが高い市場であるだけに株式市場のIPOに投資可能な層と同等に、ある程度経験豊富で投資リテラシーの高い層向けの市場なのでしょう。

しかし法規制の外にある仮想通貨市場では投資リテラシーの低い層でも投資できてしまいます。リテラシーの低い層が明らかなスキャム案件に投資して騙された結果泣きつく先は消費者庁であり金融庁だったりします。

まさに購入者に不利で発行体に有利な仕組みなのでしょう。これだけスキャムが横行すると「ICOは最後に持っている者が負けの壮大なババ抜き」と揶揄されても仕方ありません。

利点に対して問題点がかなり多く列挙されている点を見ても金融庁的には「ICOは問題点が多い」という認識にならざるをえないのでしょうね。

しかしこの会合を傍聴したというメディアの記事を見ると規制を強化しすぎて市場の成長を阻害してはならないという意識はあるようなので、その点からコムサ発展の希望を見出したいですね。

ICOに対する会計処理や税制が整ってくればコムサを利用して資金調達したいという企業も出てくると思われるので、それまで我慢ですね。制度が整うまで時間がかかりそうです。

個人的には現在40万ほど含み損が出ているコムサですが勉強代と割り切りガチホしていきます。

国内の仮想通貨取引状況

研究会では国内取引所からのデータをもとにした各種統計資料も示されました。

平成29年度は現物、FXともにすごい伸びです。特にFXが異常な伸び率。

レバレッジをかけれるという点もあるのでしょうが、取引量の8割以上がFXというのには驚きました。

年代層別顧客数も示されています。現物、FXともに取引の中心は20代から40代。

株や投資信託の個人投資家の中心年代はシニア層です。仮想通貨をきっかけに若年層が投資に参入しているというのは新たな市場開拓となっていると言えます。

僕自身も投資にさほど興味が無かったですが中央集権的な考え方を破壊する仮想通貨界が魅力的に映り参入しています。

現在参入している若年層がシニア年代になるころには株式市場との逆転現象が起こっていてもおかしくないと考えています。大口の機関投資家の参入可否も大きく影響すると思いますが。


このツイートにあるように仮想通貨市場は金や株に比べるとまだまだ小さいです。伸びしろはかなりあるのではないでしょうか。

個人的には、今は将来生き残るであろう有望な通貨に投資して長期的な財政基盤を作る時期なのかなと思っています。

Crypto FP2級
以上です。ご訪問ありがとうございました。