孤独で寂しいシニア男性




孤独で寂しいシニアが多いような気がします。これにはどのような要因があるのでしょうか。少し調べてみました。

孤独で寂しいシニア男性を生み出す社会的背景

 

以下の図は社会集団において友人や仲間などとほとんどあるいは全く過ごさない人の割合を世界比較したものです。(出典:OECD Women and Men in OECD Countries)

右から2番目が日本の男女ですが、社会的孤立している男性の割合が16.7%と世界的にも突出した数字となっています。

要因として日本人男性の人間関係は会社中心です。生活時間のほとんどを会社で過ごし、上司、同僚、部下と家族のような関係性を築き上げるのがサラリーマン世界だと思います。

このような人間関係は現役時代のうちはいいですが、定年後は一変し孤独になります。特に定年間際に役職に就いていた方はチヤホヤされていた現役時代から誰も相手にしてくれない寂しい定年後に一瞬にして落ちてしまいます。

このような社会的背景が孤独で寂しいシニア男性を生み出す要因です。

地域に溶け込みたくてもプライドが邪魔をする

男性の場合、定年後地域活動をしようと思っても現役時代の感覚が抜けないまま他人を見下したりする態度や言動を繰り返し、結果うまく地域に溶け込めない方が時々見受けられます。

本人としては「自分は優秀で出来る人間だ、他の多くの一般的なバカな奴らとは違う」という自意識のようなものがある気がします。

自分に自信を持つのは良い事なのですが、定年後会社で築き上げてきた地位や名誉が一切無くなり皆が横一線からの再スタートであるはずなのに、過去の実績を振り回してしまうと当然他人から疎まれます。

しかしプライドが高い人はどうしても自分の過去にこだわってしまい、なかなか他人と合わせ地域に溶け込むことができません。プライドが邪魔をして孤立していくのです。

その点、女性は柔軟です。趣味、習い事、仕事、サークルなど現役時代から積極的に地域活動に参加する方が多いです。男性のような変なプライドは無いのでしょう。プライドの有無という点においては男女の差はかなりあるような気がします。

孤独は悪い事なのか

一人のほうが他人に気を遣わなくて気楽でいいじゃないか、孤独で何が悪いのか、という意見もあると思います。特にシニア男性にこのようなタイプが多いのではないでしょうか。

平日の図書館に行くと新聞コーナーなどを占拠しているのは大概シニア男性です。ほぼ一人できています。

一人の時間を満喫するのは良い事だと思います。しかし、それは家に帰れば家族やパートナーがいるという安心感がある前提なのではないでしょうか。

本当にひとりぼっちになってしまうと人間は確実に不安になると思います。

パートナーと死別し急に老け込んでしまった方を仕事柄何人か見てきました。今は一人で平気といきがっていても、いざ一人ぼっちになってしまうと孤独に耐えきれる本当に強い人は少数だと思います。

既婚者よりも独身者のほうが不安を抱える確率は高い気がします。SNSに溢れている承認欲求を求める若者はその象徴なのではないでしょうか。

まとめ

孤独で寂しいシニア生活に陥ってしまう方が多いです。家族やパートナーが元気で精神的余裕のあるうちに何らかの社会的なつながりを持っておいたほうが幸せなシニアライフが送れるのではないでしょうか。

もちろん一人ぼっちになってしまってからでも変なプライドさえ持たなければ何歳からでも社会的なつながりを持つことは可能だと思います。

一人の時間と友人などと過ごす時間をバランスよく配分できるような生活スタイルが理想的です。

damoss
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